ヘアケア・ヘアスタイル 公開日:2023年7月11日/更新日:2023年7月27日

イルミナカラーは白髪染めにピッタリ?おすすめの染め方・ぼかし方を紹介!

イルミナカラーは、透明感のある外国人風の髪色に染めやすいといわれる大人気のカラー剤です。綺麗に発色するということもあり、イルミナカラーを白髪染めに使いたいと考える方もいます。この記事は、イルミナカラーと白髪に関する情報をお届けするのでぜひチェックしてみてください!

イルミナカラーと白髪について知ろう!

イルミナカラーは髪を染める力が強いカラー剤で、真っ黒の髪に使ってもある程度の発色が望めると人気です。それもあって、「白髪染めにイルミナカラーを使いたい」「少しだけ生えている白髪を、ほかの髪と一緒にイルミナカラーで染めたい」という方も多くいます。
そこで気になるのが、「イルミナカラーで白髪染めは可能なのかどうか」です。カラー剤の中には、髪のメラニン色素に作用するものもあり、そのタイプのカラー剤では白髪を染めるのは難しいといわれています。しかし、イルミナカラーは白髪も染められる場合があるカラー剤です。イルミナカラーを使って白髪染めをする際に押さえておきたいポイントや注意点を確認しておきましょう。

イルミナカラーで白髪も染まる?

イルミナカラーを使って、白髪を染めることができるかどうかについては、髪質やその他の条件によってもやや異なります。不可能ではないので、ポイントや注意点を把握したうえで検討してみましょう。

もともとは白髪染めではない

まず、イルミナカラーはもともと白髪染めではないという点は理解しておきましょう。白髪とそれ以外の髪の違いとして、メラニン色素を持っているかどうかという点があります。
黒髪とは特徴が違うため、効果が同じになるとは限りません。イルミナカラーは一般的におしゃれ染めなどと呼ばれるカラー剤で、白髪染めとは異なります。染める対象が違うので、場合によっては染まらない場合もあります。

染まる場合と染まらない場合がある

イルミナカラーで白髪を染めるとき、上手く染まる場合と染まらない場合があります。もとの髪質やこれまでに使ったカラー剤との相性、白髪の量などさまざまな要因が絡み合って影響するので、素人が判断するのは困難です。
また、染まったとしても黒髪部分との違いがわかりやすくてイメージしていた仕上がりとかけ離れてしまう可能性も否定できません。自分で勝手に判断せず、カラーや白髪染めが得意な美容院で、美容師さんと相談しながら考えるようにしましょう。

白髪が増えるというウワサは本当?

イルミナカラーかどうかにかかわらず「ヘアカラーを使うと白髪が増える」とする説もあるようです。イルミナカラーによって頭皮の状態が悪くなってしまう場合があり、頭皮の状態によって白髪が増える可能性があります。
そのため、「ヘアカラーを使うと白髪が増える」というのは誤りとは言い切れません。ヘアカラーの頻度を減らしたり、頭皮ケアをしたりして対策しましょう。また、カラーによっては一部色が薄くなってしまった部分が白髪のように見える可能性もあります。染める範囲や色を気にしておきましょう。

イルミナカラーで白髪を染められる人の特徴

イルミナカラーで白髪を染めることができるかどうかは、髪質などの条件によって変わります。イルミナカラーで白髪を染めやすい方の特徴をご紹介するので、参考にしてみてください。

白髪の髪質が柔らかめの人

白髪の髪質が柔らかい方が、ヘアカラーで色が入りやすいとされています。もともとの髪質が柔らかい方でも白髪だけ硬い場合もあるので、白髪に注目して考えましょう。

白髪の割合が少ない人

白髪の割合が少ない人の方が、イルミナカラーで髪色を整えやすいです。白髪の割合が少ない場合、一本一本しっかり染まり切らなくても他の髪に馴染ませることができます。「ぼかす」と言われることもあるやり方です。馴染ませて目立ちにくくしたい方はぜひ検討してみましょう。

染まりやすい髪質の人

もともとの髪に色が入りやすい髪質の方は、白髪も染まりやすい可能性があります。ただし、白髪は地毛と特徴が大きく違うため、絶対とは言い切れません。白髪が染まりやすいかどうかは、美容院などで相談してみるといいでしょう。

逆に染まりにくい人は?

イルミナカラーで白髪が染まりにくいのは、硬い髪質の人です。白髪にかかわらず、硬いと髪が染まりにくい場合が多いといわれています。
また、全体に白髪がたくさんある人は、白髪を「ぼかす」やり方が使いにくいので、イルミナカラーでは思い通りにならない可能性が高いです。白髪染めを使う方がいいかもしれません。

白髪染めにおすすめ!イルミナカラーの使い方

イルミナカラーを使って白髪染めをしたい方におすすめのやり方をご紹介します。ただ染めるだけではなく、白髪が馴染んだり目立たなくなったりするやり方をチョイスしましょう!

発色しやすい暖色で染める

髪の毛の質にもよりますが、一般的に日本人は暖色系のカラー剤の方が色が入りやすい・発色しやすいといわれています。発色を重視したい場合は、暖色系の色をチョイスしてみましょう。

寒色で全体の色味を落ち着かせる

イルミナカラーは寒色系・アッシュ系の色が得意なカラー剤です。その強みを生かして髪全体を寒色系で染めることで、全体の色味を落ち着かせる・馴染ませるというのも一つの方法といえます。白髪染めというよりも、白髪を目立たなくするのが目的の場合はぜひ検討してみてください。

ハイライトでぼかし効果を狙う

ハイライトカラーを入れることで白髪を目立たなくする、むしろ白髪を活かすという方法も有ります。ハイライトカラーとは、髪のバランスを一部明るい色味の束を作ることで、髪を立体的に見せるというものです。全体的に白髪が少ない方がこの手法を使いやすいといえます。

イルミナカラー以外のおすすめ白髪染め方法

イルミナカラーはもともと白髪染めではないので、白髪染めが目的なら別の方法も検討してみましょう。イルミナカラー以外の白髪染め方法をご紹介します。

白髪染めに特化した美容院を探す

白髪染めをしたい場合は、白髪染めに特化した美容院を選んでみましょう。美容院やそこに所属する美容師にも、それぞれ得意なジャンルがあります。サロン検索サイトでアピールしていたり、サロンの公式サイトなどでも紹介されていたりするので、探す際はぜひチェックしてみてください。白髪染めや白髪を目立たなくする方法について、相談に乗ってくれる美容師さんも多いです。

髪全体にハイライトなどで変化を持たせる

イルミナカラーでなくても、髪色を染めるときはハイライトなどの全体の色味を一定にしないことで、白髪を馴染ませることができます。明るさに変化を持たせたり、色味を変えたりして、一部が白いのを目立たないようにしてみましょう。

白髪染め用カラートリートメントを使う

白髪染め専用のカラートリートメントなども販売されています。「白髪をぼかすんじゃなくて、白髪一本一本をしっかり染めたい」「誤魔化さないでしっかり対応したい」という方は、白髪染め専用のカラートリートメントや白髪染めを検討してみましょう。例として、利尻ヘアカラートリートメントやルプルプ エッセンスカラートリートメントなどがあります。

イルミナカラーで白髪染めができる場合もある!

イルミナカラーは白髪染めとして作られたカラー剤ではありませんが、白髪を染めることができる場合もあります。イルミナカラーを使って白髪染めをしたいと考えている方は、必ず美容院やサロンで美容師さんに相談してみましょう。イルミナカラーを上手く使って、理想の自分を目指してみてくださいね。