ヘアケア・ヘアスタイル 公開日:2023年7月8日/更新日:2023年7月27日

イルミナカラーは痛みやすくて後悔する?メリット・デメリットを徹底調査!

イルミナカラーは、髪が傷みにくいうえ、近年流行している外国人風の透明感カラーに染められるとして人気があるカラー剤です。
この記事では、イルミナカラーのメリットやデメリット、向き不向きをご紹介します!これからイルミナカラーを選ぶか迷っている方はぜひ参考にしてください。

イルミナカラーを後悔している人はいる?

イルミナカラーは、髪が傷みにくいように設計されたカラー剤です。そのため、ダメージを気にしている方でも選びやすいといえます。一方で、「イルミナカラーで染めたことを後悔している」という人もゼロではありません。
後悔しているとの話を見かけると、「本当にイルミナカラーを選んでいいのか」迷ってしまいますよね。後悔しないためには、イルミナカラーの特徴を知っておくことが大切です。その上で、自分のニーズに合っているか、イメージと大きなずれがないかを確認しましょう。この記事でメリットとデメリットをそれぞれ紹介しますので、ぜひ活用してください。

イルミナカラーのメリット・デメリット

イルミナカラーのメリットとデメリットをご紹介します。後悔しないために、イルミナカラーの特徴が自分のニーズに合っているかを確認しましょう。

イルミナカラーとは?

イルミナカラーは、アメリカ発のカラー剤です。2023年時点で、エフェクト剤合わせて全19色が販売されています。世界特許を取得した、WELLA(ウエラ)社独自のカラー剤です。

イルミナカラーのメリット

イルミナカラーのメリットはいくつかありますが、その中のひとつに「髪へのダメージを抑えやすい」という点があります。髪のキューティクルにアプローチするマイクロライトテクノロジーを採用し、ダメージを抑えられるよう設計されているのが特徴です。
さらに、表現できるカラーの幅が広く、色やエフェクト剤を混ぜ合わせて使うことで、自分好みの色味に近づけられます。髪を柔らかく見せる発色にこだわったカラー剤なので、「真っ黒で硬く見える髪がコンプレックスだ」という人にもおすすめです。

イルミナカラーのデメリット

イルミナカラーのデメリットとして「ダメージがゼロではない」という点があります。もともとイルミナカラーが、ブリーチなしでもある程度染め上げるタイプのカラー剤なので、「絶対に髪を傷めたくない」と思っている人がイルミナカラーを使うと後悔する可能性が高いです。
また、イルミナカラーは、髪を柔らかく見せるために全体的に少し明るく仕上がるという特徴があります。そのため、学校や職場で髪の明るさが制限されている方には不向きです。

イルミナカラーは後悔しやすいカラー剤なの?

 

イルミナカラーで後悔した」という声があるのは、イルミナカラーが後悔しやすいカラー剤だからなのでしょうか?実は、そうとは言い切れません。

ブリーチなしなら傷まないというわけではない

もともとカラー剤の多くは、髪に大きな負担がかかります。「髪へのダメージが少ないカラー剤」となると、ブリーチなしの黒髪に使った場合ほとんど発色しません。イルミナカラーはブリーチなしでもある程度発色するので、「髪へのダメージが気になる」という方におすすめされやすいカラー剤といえます。
そうした背景もあってか、イルミナカラーは「髪を傷めない」という印象があるようです。確かにブリーチほど大きなダメージになるケースは珍しいものの、イルミナカラーだからといってダメージ0で染められるわけではないことを知っておきましょう。

トリートメントなどの補修を併用すべき

イルミナカラーをはじめ、多くのカラー剤を使うときは、トリートメントでの補修をして髪をいたわることが大切です。美容院などではカラーのセットにトリートメントが組み込まれている場合が多いですが、あれには理由があるわけですね。

ほかのカラー剤と比べると傷みにくい方

「ブリーチなしでも髪の色や雰囲気を変えられるカラー剤」の多くは、髪に大きなダメージがあります。その中では、イルミナカラーはダメージを抑えやすい方です。これは、ダメージを抑えるための工夫がされているからであり、ダメージがないわけではありません。

イルミナカラーを後悔しやすい人の特徴

イルミナカラーで後悔してしまうケースの特徴をまとめました。あらかじめ要点を押さえて仕組みを把握しておけば後悔は減らせます。イルミナカラーで本当に自分のイメージを叶えられるか検討してみましょう。

痛むかどうかを基準にすると後悔しやすい

「髪が痛むかどうか」を基準に考えて、「痛みにくいし染まるならイルミナカラーでいいや」と選んでしまうと後悔しやすいといえます。イルミナカラーは同じくらいの染髪力があるカラー剤の中では、ダメージを抑える工夫が優秀です。しかし、ダメージが0になっているわけではありません。絶対に髪を傷めたくないという方は、別の方法を美容師さんに相談してみましょう。

トリートメントをしなかった人は後悔しやすい

イルミナカラーをはじめとして、カラー剤やブリーチを使って髪を染めるときは、ダメージ補修のトリートメントをしましょう。トリートメントをすると値段が高くなるからといってやらなかった場合に、「ダメージが大きすぎた」「髪が痛んで透明感どころじゃない」と後悔する人が多いです。
美容院では「トリートメントをつけないのならば施術するのは難しい」とするところもあるほど、ブリーチやカラー剤とトリートメントはセットとして扱われています。

思いこみによるレシピは後悔する発色になるかも

これは髪へのダメージではなく、仕上がり・発色についての後悔に関する注意点です。ネットではイルミナカラーを使ったカラーレシピとしてさまざまな物が紹介されています。可愛くておしゃれな実例もたくさん出てくるので、参考にする方も多いのではないでしょうか。
ただし、紹介されているカラーレシピはあくまでそのときに使った目安のようなものだと捉えておきましょう。カラー剤の発色は、カラー剤の配合はもちろんですが、使用者の髪質・地毛の色・使用時の髪色などによっても大きく変わります。全く同じレシピだからといって全く同じように発色するわけではないのです。美容師さんと相談しながら、髪質を見て調合してもらってくださいね。

美容院によっては後悔してしまう結果になる

カラー剤の発色には、使用者の髪の状態や特徴が大きくかかわります。美容院では、髪を扱うプロである美容師さんがそうした特徴を確認し、表現したい髪色に近づけるように施術を行ってくれるはずです。ただし、慣れていない人だと上手く髪色を再現してもらえず後悔することになってしまうかもしれません。後悔するリスクを下げるためには、美容院を予約する際に、口コミや実績を確認して信頼できそうなところを選びましょう。

イルミナカラーの後悔を減らすためにはよく知ること!

イルミナカラーの後悔は、「想定していたよりもダメージが大きいこと」や「レシピ通りに施術したのに思った発色にならなかったこと」などの、イメージとの違いが原因になりやすいです。
イルミナカラーの特徴や髪を染める仕組みを把握しておくことで、後悔のリスクを減らせます。特徴さえ押さえておけば、イルミナカラーは髪へのダメージを抑えつつ、自由に髪色を表現できる魅力的なカラー剤です。髪色を変えたいと思っている方、イメージチェンジを図りたい方はぜひ検討してみましょう。