ダブル洗顔は不要なの?デメリットやメリットを解説
本記事では、ダブル洗顔のデメリットやメリットなどを解説していきます。
メイク汚れやほこりなど、古い角質を落とす効果があるダブル洗顔。
ダブル洗顔は、特に皮脂量が多い日本人の一般的な洗顔方法として幅広く認知されています。
ですが一説にはダブル洗顔が不要といわれていることもあり、結局のところした方が良いのか悪いのか分からなくなっている人は多いもの。
今回は、ダブル洗顔は本当に不要かどうかや、デメリットやメリットについて詳しく説明します。
ダブル洗顔は不要なの?デメリットはある?
まずはダブル洗顔が不要かどうかについて紹介していきます。
結論からいうと、以下2つが挙げられます。
- ・ダブル洗顔は必要
・ダブル洗顔不要だとデメリットがある
ただし、場合によってはダブル洗顔が不要になることもあるのでそれぞれチェックしていきましょう。
ダブル洗顔は必要
ダブル洗顔は、肌にとって必要な作業です。
そもそもダブル洗顔とは、クレンジングの後に通常の洗顔を行う作業のことを指します。
一般的にダブル洗顔は必要と言われていますが、ダブル洗顔の有無に関しては使用する洗顔料によります。
本来ならクレンジングの後に洗顔をする必要がありますが、クレンジングと洗顔料が別々になっているタイプであればダブル洗顔は必要ですし、一体型になっているのであれば不要です。
クレンジングと洗顔には、それぞれ異なった役割を持っています。
その役割とは以下の通り。
- ・クレンジング…メイクなどの油性汚れを主に落としてくれるもの
・洗顔料…古い角質やほこりなどの水性汚れを落としてくれるもの
洗顔=メイク汚れも一緒に落としてくれるというわけではないので、クレンジングは非常に重要な役割を持ったスキンケアアイテムだといえます。
ダブル洗顔不要だとデメリットがある
ダブル洗顔不要だと、コストカットや余分な水分を洗い流す必要がないというメリットが挙げられます。
ですが、メリットもあればデメリットもあるもの。
濃いメイクをしている人などがダブル洗顔をしないでいると、単に洗顔料を使っただけでは古い角質やほこりなどの水性汚れは落とせても、メイクの油性汚れまではしっかりと落としきることはできません。
逆も同じで、どちらかが毛穴に残っているとニキビなどの肌トラブルに繋がります。
そのためクレンジングと洗顔料の2つが揃って、初めて効果が発揮されるのです。
また、1度で洗い流せるダブル洗顔不要のクレンジングだと強い洗浄力が配合されているものも存在しています。
強い洗浄力がウリのクレンジングは、肌への摩擦や刺激は少ないものの水分が失われるリスクが高い傾向にあります。
自分の肌に合うかどうかの見極めが大切なので、十分に注意が必要です。
クレンジング不要のダブル洗顔不要のメリットは?
ここではダブル洗顔が不要のメリットについて詳しく紹介していきます。
ダブル洗顔が不要のメリットは、大きく分けて以下が挙げられます。
- 1.メイク落としが時短できる
2.余分な水分を奪わないから乾燥肌の人に向いている
3.コストカットになる
それぞれチェックしていきましょう。
メリットその1.メイク落としが時短できる
クレンジングの後に洗顔をするので、1回の工程が長くなります。
おやすみ前のスキンケアはできるだけササっと終わらせたいため、大幅な時間短縮となります。
また、メイクをしないで日焼け止めだけで仕上げた時にも最適だといえます。
クレンジングまたは洗顔どちらかの工程を1つ減らすだけではありますが、毎日すると考えるとかなり楽にはなります。
ですがポイントメイクに関しては別途リムーバーなどが必要になるので注意が必要です。
メリットその2.余分な水分を奪わないから乾燥肌の人に向いている
洗顔は肌を擦る回数が多くなるので、乾燥肌の人はかなりのダメージを受けてしまいます。
乾燥肌の人はとにかく、うるおいを保つ必要があるので、洗顔などで必要以上に皮脂を取り除くことは避けたいもの。
- ・乾燥肌
・敏感肌
上記に当てはまる人は肌へのダメージは最小限に押さえたいので、ダブル洗顔がいらないのは大きなメリットだといえます。
メリットその3.コストカットになる
値段にもよりますが、クレンジングと洗顔料をそれぞれ購入する場合それなりにコストがかかります。
安いものは数百円で済みますが、質が良いものなどは1本1万円を超えるものも存在しています。
そのため両方を継続して利用するとなるとなかなかの出費に…。
しかしダブル洗顔が不要なら、1本の価格で済むので年間で見ると大きなコストカットとなります。
- ・メイク落としや洗顔料にそこまでお金をかけたくない
・毎日楽に安くメイクを落としたい
上記に当てはまるような人は、大きなメリットの1つとなります。
ダブル洗顔不要のデメリットは?
ここではダブル洗顔が不要のデメリットについて詳しく紹介していきます。
ダブル洗顔が不要のデメリットは、大きく分けて以下2つ。
- 1.濃いメイクなどの汚れは落とし切れない
2.洗浄力が強くて乾燥しやすい
それぞれチェックしていきましょう。
デメリットその1.濃いメイクなどの汚れは落とし切れない
これまでも紹介してきた通り、クレンジングだけだと古い角質やほこりなどは落としてくれません。
ダブル洗顔をしないと汚れが落としきれず、ニキビなどの肌トラブルを引き起こします。
中にはお湯や石けんで洗い流すだけでOKのコスメもあるので一概にデメリットとは言い切れません。
ですが、リキッドファンデーションのように油分が多いものだとメイクが毛穴などに残ってしまう可能性が考えられます。
洗顔後の化粧水などが浸透しづらくなるので、デメリットの1つだとされています。
デメリットその2.洗浄力が強くて乾燥しやすい
ダブル洗顔不要のクレンジングを使う場合、洗浄力が高いせいで乾燥などを引き起こす場合があります。
適度に皮脂を残すおかげで、キレイな素肌を実現しています。
皮脂を余分に洗い流してしまうとカサついた肌になることもあるので、自分の肌に合わないクレンジングの使用は要注意です。
ダブル洗顔不要のデメリットに関するまとめ
ダブル洗顔は本当に不要なのかどうかや、デメリットやメリットについて紹介してきました。
ダブル洗顔は日本人の洗顔において必要な工程ではありますが、肌への負担を考えると決して得策ではありません。
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