髪色 公開日:2022年1月13日/更新日:2022年2月14日

ダブルカラーとはどんなもの?人気ヘアカラーの魅力を徹底解説!

ダブルカラーはどんなヘアカラー?

ダブルカラーとは名前の通り2回カラーをするヘアカラー方法です。

ダブルカラーは自分の髪の毛では出しにくいカラーをしっかり出せるため人気が高いヘアカラーです。

通常のシングルカラーのヘアカラー方法は脱色しながら髪に色を入れていくので色の発色に限界があり、変わり映えしないカラーになってしまいがち。

ですが、ダブルカラーなら人とは一味違うカラーを出せるので垢ぬけたい方、人とは違う印象を与えたい方におすすめです。

ブリーチ後にカラーを入れる

ダブルカラーはブリーチで脱色をしてからカラーを入れるので、ゴールド系やピンク系のカラーなどシングルヘアカラーでは出しにくいカラーを出せる方法です。

しかし、ダブルカラーのブリーチは髪の色素を抜くため髪や頭皮が痛むデメリットがあるので高頻度ではおすすめしません。

また、髪質や髪の長さ、黒染め回数によって変わりますがダブルカラーの施術には2~3時間かかる点にも注意しておきましょう。

ダブルカラーの際のブリーチで髪が痛むのでトリートメントの同時施術をおすすめされることもあるので時間に余裕がある時に美容院を予約すると安心です。

ダブルカラーは2回カラーをするので値段も高くなり、平均1万5000円~3万円ほどかかることも考慮しておくとハードルが下がりやすいです。

ダブルカラーは施術時間が長いので注意

上記でも説明したようにダブルカラーは施術時間がシングルカラーよりもかかります。

ダブルカラーの際の目安を上げるので予約の際の参考にしてみてください。

  • ダブルカラー:約2~3時間
  • カラー+ハイライト:約2時間
  • グラデーションカラー:約2時間
  • インナーカラー:約2時間
  • バレイヤージュ:約2~3時間

ダブルカラーのメリット

シングルカラーしかしたことがない方にダブルカラーのメリットを紹介していきます。

ダブルカラーのメリットを知ったらダブルカラーを必ずしたくなるはず。

メリット①発色がよい

なんといっても理想の髪色を高発色で再現できる点が1番のメリットです。

黒染めを繰り返していたり、個性的なヘアカラーをしたい方はシングルカラーだと再現しにくいですが、ダブルカラーなら可能です。

また、地毛が濃い黒色でも色素を抜くので左右されずに綺麗なヘアカラーをダブルカラーなら発色させられます。

ダブルカラーは発色が良く、理想のヘアカラーを再現するので、絶対にこの色にしたいという髪色がある方、外国人のようなヘアカラーに憧れている方に人気です。

メリット②ハイトーンカラーも可能

ダブルカラーはブリーチを数回繰り返すことで本物の金髪のような髪に仕上がり、トレンド感のあるハイトーンカラーが楽しめます。

またダブルカラーは明るい髪色にしてからカラーを入れていくので髪に透明感が出しやすいだけでなく、脱色したカラーを生かしたハイトーンカラーもできます。

ダブルカラーは外国人のような透明感溢れるヘアカラーに憧れている方におすすめです。

メリット③カラーの選択幅が広がる

ダブルカラーはブリーチをして髪の色を脱色するので、地毛の色の影響を受けずらいため様々なカラーを再現できます。

シングルカラーでは入りにくかったグレーやベージュなどの透明感の高いカラーでも、ダブルカラーの際のブリーチのおかげで入りやすいです。

ダブルカラーのデメリット

ブリーチが必要なダブルカラーですが、2回カラーを行うゆえのデメリットも存在します。

ダブルカラーを考えている方は思い通りにならなかったと後悔する前に、必ずメリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。

デメリット①髪を傷めてしまうリスクが高い

ダブルカラーは通常のシングルカラーよりもカラーの回数が多いため、髪への負担が大きいことがデメリットに挙げられます。

ダブルカラーの際のブリーチはアルカリ剤を使用するので髪の中のメラニン色素を分解してしまいます。

メラニン色素が分解されることで色素を抜けますが、乾燥したり痩せた髪になる可能性が高いです。

髪質や肌質によってはダブルカラーの負担に耐えられない可能性もあるため、美容師さんに必ず相談してから施術をお願いしてください。

また、染めた直後だけでなく時間が経ってから髪が傷んで指通りが悪くなった、縮れてカットせざる負えなかったなどダメージの大きさを感じる人が中にはいるため施術前にそのような心配がある髪質なのか確認してください。

デメリット②頭皮へのダメージも

ダブルカラーをする場合、皮膚が弱い人はブリーチの際の薬剤が皮膚に沁みたり、痛みやかぶれを発症する可能性もあります。

ダブルカラーはアレルギーがある方は特に注意が必要です。

最近では頭皮や皮膚に優しいブリーチの種類もあるので過去にカラー剤で痛みや沁みを感じた経験がある方や、不安を感じる方は美容師さんに相談してみてください。

ダブルカラー後のヘアケア方法

ダブルカラーはトレンド感のあるハイトーンや個性的なカラーが入れられるメリットもありますが、髪が痩せて見えるというデメリットもあります。

ですが髪が痩せて見えるデメリットは以下の3つの方法で解消できることも。

髪の負担を減らしてダブルカラーを楽しむ方法をご紹介します。

ケアブリーチ剤で注文する

ダブルカラーの際に使うブリーチ剤をケア仕様の種類にするだけで髪の痛みを大きく軽減できます。

発色やクオリティはブリーチそのままに髪や頭皮への痛みや負担を減らせるので、皮膚が強い方にもおすすめです。

低刺激のシャンプーを使う

ダブルカラー後に家で髪を洗うときはせっけんシャンプーのような刺激が強いものではなく、低刺激のシャンプーを使いましょう。

また、シャンプーにこだわるだけでなく乾かした後は洗い流さないタイプのオイルトリートメントを付けるとより髪を摩擦や刺激から守れます。

髪を濡れた状態で放置しない

髪が濡れた状態で放置すると乾燥が深刻化するので、お風呂から上がったら早めに乾かすように心がけましょう。

また、乾かした後はヘアパックやヘアケア剤、オイルトリートメントを付けると乾燥から髪を守れます。

ダブルカラーの色持ちを良くするために!

ダブルカラーは髪の色素を定着させる効果は期待できないため、長期間色持ちしないデメリットもあります。

ダブルカラーならではの色落ち過程を楽しむのもおすすめですが、できる限り染めたてのカラーが長持ちしてほしいですよね。

ダブルカラーは元々色落ちはしやすいですが、少しの工夫で色持ち期間を長くできるので染めたてのカラーを持続させたい方はぜひ試してみてください。

濃いめの色を入れる

明るいダブルカラーを長持ちさせたい場合は初めから濃い目にいれることがおすすめです。

理想のカラーよりも少し濃い目でオーダーすると色落ちの過程を楽しめるだけでなく、綺麗な状態を長く保てます。

また、グレー系のカラーなら色落ちの際もアッシュ系のカラーに変身するので2度おいしいです。

だいたい1ヵ月ほどでハイトーンに仕上がるのであえて暗めのカラーをいれて長く楽しむのがおすすめです。

シャンプーとトリートメントでケア

カラーシャンプーやカラートリートメントを使うと色落ちを防ぎながらダブルカラーによる髪の痛みを補修してくれます。

美容院で購入できるものは高価なので、ドラッグストアなどで気軽に購入できる商品を試すのもおすすめです。

ダブルカラーはブリーチ必須?

ブリーチ+カラーがダブルカラーだと説明してきましたが、求める色味や明るさ、そもそもの地毛の色によってはブリーチがいらない場合もあります。

例えば以下のようなカラーならブリーチなしでできる可能性が高いです。

  • ピンクカラー
  • シアンカラー
  • アプリコットブラウン
  • ミルクティーベージュ
  • ブルージュ

上記のような彩度低めの濃い色味ならブリーチなしでもできる可能性が高いです。

また、ブリーチなしなら基本的に髪へのダメージが減らせるだけでなく、色持ちもいいことが特徴です。

人気のダブルカラーで透明感のある髪色に仕上げよう!

ダブルカラーは理想通りの髪色を再現でき、個性を出せるトレンドのヘアカラー方法です。

ダブルカラーはかわいくなれる分、髪が傷みやすいというデメリットもありますができる限り対処することで被害を削減できます。

ぜひ髪をいたわりながらおしゃれを楽しんでみてください。